花粉症の薬を飲み忘れたまま、一日を過ごす。
いや、飲み忘れたのではない。「あえて飲まなかった」のである。
花粉症がつらい時期っていうのは、始まりはなんとなくわかるけれど、終わりのタイミングがよくわからないものだ。(薬も無くなったし、そろそろいいかな?)という感覚をなんとなく覚えて、そのままなんとなく楽になっていく。毎年、それだけ。
だから、薬をあえて飲まないことで、自分の花粉症のつらさが終わる時期を意識的に見極めようとしたというわけだ。昨夜の俺はきっとそう考えていたはず。たぶんそう。部分的にそう。わからない。
今日はちゃんと薬を飲んで寝ようと思う。